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電子物質科学科の特徴

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学科長あいさつ

工学部電子物質科学科、大学院電子物質科学専攻(H27年度から再改組により総合科学技術大学院工学専攻電子物質科学コース)が発足して9年が経ちました。その間、学部では6期、大学院修士課程では8期の学生が社会に巣立ち、エレクトロニクス、自動車、化学関係の企業で活躍しています。本学科は、エレクトロニクスと材料科学の融合学科で、電子物理やデバイスなどのエレクトロニクスの知識や新しいデバイスの開発に役立つ材料化学の知識を持った学生を育てることを育てることを目的に発足しています。コンピュータやスマートフォン、情報通信の進歩は、ナノテクノロジーを駆使した電子・光デバイスの進歩の結果であり、青色LED、液晶、有機ELの進歩は照明やディスプレイに変革をもたらしてきています。また、高性能Liイオン電池や燃料電池などのエネルギーデバイスは自動車産業等で重要性を増してきています。このように生活や電気電子産業、自動車産業の基盤となる技術として、電子・光デバイスやエネルギーデバイス技術の重要性が増しており、それらのデバイス開発には化学や物理に関する深い知識が必要になってきています。本学科では1年時にエレクトロニクスや化学の基礎を学び、2年次から電子物理デバイスコースと材料エネルギー化学コースの2つのコースに分かれて、専門を深く学びます。2年次以降も両コース共通の科目が多数用意されており、両分野の融合領域を学べるよう工夫されています。材料エネルギー化学コースでは、誘電体、液晶や発光材料などの電気電子材料や色素増感太陽電池、Liイオン電池や燃料電池などのエネルギー材料・デバイスを中心にアクティブに研究を行っている教員が揃っており、学部・大学院教育を通して、化学を基礎とした材料科学分野の深い知識を身につけることができます。一方、電子物理デバイスコースでは、単電子デバイス、発光・受光デバイスや画像デバイスなどのナノテクノロジーを駆使した研究や太陽電池、熱電変換デバイスなどのエネルギーデバイスに関してアクティブな研究が行われており、電子工学の基礎や材料・デバイスの物理に関する深い知識を身につけることができます。
浜松キャンパスの共同利用機器センターには、高性能電子顕微鏡や高機能X線光電子分光装置などの元素や電子状態を解析する装置、結晶解析用X線回折装置などの最先端の装置を含め様々な分析装置が充実しており、電子デバイスや材料科学分野の様々な研究に利用できます。また、本学科の多くの教員は電子工学研究所にも所属し、エレクトロニクス分野の先端的研究を進めており、大学院では充実した研究生活を送ることができます。
以上のように、エレクトロニクスや材料科学に興味のある高校生、化学や物理の得意な高校生の皆様には、本学科で学ばれることをお勧めいたします。また、企業の皆様には本学科の教育・研究の趣旨をご理解頂き、共同研究など本学科との連携に興味をもっていただけますと幸いに存じます。


電子物質科学科 学科長  石田 明広
副学科長  原 和彦