News
お知らせ
- 2024.10.01
- 2024.09.09
- 2024.03.21
- 2023.12.15
- 2023.09.29
Feature
学科・専攻の特徴
未来を形にする、電子物質科学
日本のものづくりは世界をけん引してきました。その象徴が自動車。でも、そのすごさって見た目だけじゃないんです。エンジンの奥深くに隠れた電子部品たちが、クルマをスマートに動かしています。
ガソリンエンジンがパワフルに動く秘密は、排気ガスの中の酸素濃度を測って、最適な混合比をキープしています。そのセンサーに使われているのが、ジルコニアと呼ばれるセラミックス材料。それを制御する回路はまさにエレクトロニクスの魔法。
そして、カーナビ。目に見えるディスプレイだけど、その中身にはエレクトロニクスとマテリアルの力が詰まっています。GPS信号を拾うアンテナや、位置を計算する電子回路、ディスプレイの液晶パネル。これらが協力して、どんなに複雑な道でも案内してくれます。
この融合が生むテクノロジーが、私たちの生活をもっと便利に、楽しくしてくれています。未来の技術に貢献したいと思っている皆さんに、電子物質科学科はエレクトロニクスとマテリアルの連携を学べる場。未来を引っ張るイノベーターになってほしい。それが私たちの願いです。
01
静岡大学工学部電子物質科学科は「エレクトロニクス」と「材料・エネルギー化学」の両方の知識を学ぶことができます
これまでの工学部では、エレクトロニクスと材料が独立した学科として位置づけられてきました。
しかし、未来の挑戦に向けて、私たちは新たなステップを踏み出します。
エレクトロニクスと材料を融合させ、両方の知識を身につける学生を育て、革新的な未来を築く手助けをします。
異なる領域の枠を越えて、協力し合うことで、より豊かで挑戦に満ちた学びが広がります。
02
電子材料・デバイス分野における世界最先端の研究に触れられます
電子物質科学科に所属する教員たちは、いくつかの面白い分野で研究しています。例えば、エレクトロニクス分野では、スマホやコンピュータなどの電子機器に関する最新の研究をしていて、光・通信分野では、光や通信技術に関する革新的なアイデアを考えています。
エネルギー・環境分野では、持続可能なエネルギーや環境にやさしい技術に関する研究を進めていて、これは将来の世界に良い影響を与える可能性があります。また、化学材料分野では、新しい素材の開発や利用に関する研究を行っていて、それぞれが工学分野で高く評価されています。
03
あらゆる産業分野に就職、就職率はほぼ100%
学部卒業生の約60%が大学院修士課程に進学し、修士課程修了者のうち若干名が博士後期課程に進学します。就職先は主に電子機器産業(東芝、パナソニック、日立、富士通)、光産業(浜松ホトニクス等)、自動車・輸送機器産業(トヨタ、スズキ、ホンダ、ヤマハ発動機、ダンロップ、JR東海、デンソー、アイシン精機等)、エネルギー産業(中部電力、電池関連会社等)、ガラス・セラミックス産業(日本特殊陶業、ノリタケ、LIXIL、TDK、村田製作所、太陽誘電、旭硝子、京セラ、日本ガイシ等)、化学産業(豊田合成、東海ゴム、東亞合成、日東電工)等、就職先は多岐にわたる産業分野があります。
ほぼ100%の就職率を誇っています。
Courses
2つのコース
学生は2年次に『電子物理デバイスコース』か『材料エネルギー化学コース』のいずれかのコースに所属します。前者はどちらかというと物理に基づいたカリキュラム、後者はどちらかというと化学に基づいたカリキュラムとなっています。このため、物理が好きな学生と化学が好きな学生のどちらの学生にとっても満足が得られる学科です。
Message
卒業生からのメッセージ
Research
研究・スタッフ紹介
電子物理デバイスコース
電子デバイス / 光デバイス / エネルギー変換デバイス / ナノデバイス
材料エネルギー化学コース
有機材料 / 無機材料 / 光材料 / エネルギー材料
Career
進学・就職状況
就職先2022年度卒業・修了生