材料エネルギー化学コース
教授
アクセス
koshimizu.masanori"at"shizuoka.ac.jp "at"を@に置き換えて下さい
研究テーマ
有機及び無機物を用いた放射線計測用光学材料開発
専門分野
材料科学,光物性,放射線工学
有機および無機物の蛍光機能を利用した高速応答シンチレータの開発
放射線の粒子(光子)一つ一つの到達タイミングを精密に決定可能なシンチレータとして、発光寿命の短い材料を、有機蛍光体や量子閉じ込め構造などを利用して作製し、次世代の医療診断装置や基礎科学実験(素粒子実験など)での実用化を目指します。
蓄光現象や着色現象を利用した線量測定素子の開発
蓄積型蛍光(夜光塗料のようなもの)を利用し、放射線治療における患者周辺の線量分布の簡便かつ高精度な測定を可能にします。また、放射線入射により着色する現象(化学反応や有機分子の異性化反応)を利用した放射線計測の超高感度化を実現し、治療対象となる臓器などにおける線量分布の精密測定を可能とします。これらの技術により、放射線治療における信頼性を飛躍的に向上させます。