材料エネルギー化学コース
教授
研究テーマ
気相法による電子セラミックス薄膜の作製と物性
専門分野
無機材料科学、結晶科学
ダイナミックオーロラPLD法によるセラミックス薄膜の相分離
真空チャンバ内に電磁石を導入した【ダイナミックオーロラPLD】装置を用い、自発的に相分離を生じさせた超格子構造の薄膜を作製しています。具体的には、有害な鉛を含まない新規の強誘電体や圧電体薄膜の作製や、VO2-TiO2のスピノーダル分解を利用した室温で機能するスマートウィンドウの作製などを目指してます。
PLD法によるセラミックス薄膜のヘテロエピタキシャル成長
ペロブスカイト構造、ダイヤモンド構造、蛍石構造、岩塩構造、スピネル構造などの種々の結晶構造を有する酸化物セラミックスをバッファー層と呼ばれる緩衝層を導入することで結晶方位をそろえて【つなげる】手法を用いて、電子セラミックスの機能の発現や増強を目指す研究をしています。